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  Sea Seedついてのご質問お待ちしております。

                     質問は、こちらまでお願いします。



 ・サンゴを植えるとなにが良くなるの?

 ・どの地域にも移植できるの?

 ・初心者ダイバーですが、移植のお手伝いできますか?

 ・自分でもサンゴの多いところから採ってきて移植してもいいの?

 ・移植をしている時期は?

 ・死んでしまった場所に植えても、また死んでしまわないの?

 ・移植サンゴの生存率は?

 ・移植するのにも許可が必要なの?

 ・サンゴを取り扱う特別な許可は誰でも貰えるのですか?

 ・温暖化によってサンゴはどうなるの?

 ・水中ボンドで移植をやったほうが早くていいのではないですか?

 ・世界中でもサンゴの移植ってあるの?

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 ・養殖サンゴの移植には、どのような費用がかかるの?

 ・移植したサンゴの様子を定期的に写真を撮ってくれませんか

 ・いつまでサンゴを移植し続けるの?

Sea Seed Q&A

Q:サンゴを植えるとなにが良くなるの?


A:サンゴを移植放流していくとその場所へ行くたびに驚きと感動があります。

サンゴが増えてくると目に見えて魚が増えてきます。

サンゴ礁は、海全体の0.3%しかありませんが、その0.3%のサンゴ礁のなかに生活する魚種は、魚種全体の65%が生息するといわれています。

そういう数値からみてもサンゴ礁は、魚たちにとってかけがえの無いものなのです。

魚種以外の生物まで考えると、サンゴ礁は小宇宙とも呼べるのです。

サンゴはたとえ死んでしまっても、砂利になって砂浜を形成し、海をきれいにしてくれるバクテリアたちの住処として、また小動物の住処としても沖縄の海にとって生態系の源といえるでしょう。




Q:どの地域にも移植できるの?


A:基本的にサンゴの移植はその地域のサンゴをその地域に植えるという考え方が基本です。というのも沖縄本島のサンゴと石垣島のサンゴでも遺伝的に違うという場合があるようで、別の地域のサンゴを入れるというのは遺伝子攪乱の可能性があることから沖縄本島産のサンゴを種親に養殖したサンゴを移植しています。




Q:初心者ダイバーですが、移植のお手伝いできますか?


A:とてもうれしいお言葉ではあるのですが、

私たちがサンゴを普段移植している場所は、流れも強く体を揺られながらの作業になります。

ある程度のスキルがないと作業になりません。

このサンゴの移植を経験していただきたく現在はnpo法人アクアプラネットのイベントで体験していただいたり、sea seed メンバーのダイビングショップのツアーで移植体験ができるようになっております。




Q:自分でもサンゴの多いところから採ってきて移植してもいいの?


A:基本的に天然のサンゴを取り扱うのは、禁じられています。

天然のサンゴを取り扱うには、特別な許可が必要になります。

採捕許可を経て初めて取り扱うことが出来ます。

また、養殖サンゴとして、県に認められるのは、人工基盤に根付いているということが絶対の条件になっています。

その人工基盤が、海の種では、T字型コーラルピンになっています。

  例え、人工的に自然に戻したサンゴであっても、一度自然に帰したものを調査の為でも手を加えるには、再度特別な許可が必要になります。




Q:移植をしている時期は?

A:海の種では、天候さえ悪くなければ、春夏秋冬いつでも移植を行っています。

ただ、一番いい結果が出るのは、10月ごろがいいように思えます。




Q:死んでしまった場所に植えても、また死んでしまわないの?


A:もちろん、植えてもまったく育ちそうも無いところを選んで植えてはいません。

現状で植えると育ちそうな場所を選択して移植しています。

逆に、たくさんのサンゴがある健全なさんご礁にも移植していません。

ただ、現時点の沖縄では、エルニーニョ現象による大規模白化現象により

海事態の再生力が低下しています。そういう場所への手助けとして移植をしております。




Q:移植サンゴの生存率は?


A:移植したサンゴは、もちろん100%生存しているとは言えません。

サンゴ達も過酷な自然環境に立ち向かい力尽きるものもいます。

今、現在の生存率で言えば、ものすごいいい結果の場合は、90%

悪いところでは、10%の時もあります。

サンゴの移植はまだ、確立されていず、たくさんのご協力が必要な状況です。

ただ、無事育って2年目を迎えたサンゴ達は、産卵してくれます。

このサンゴの子供達が、またどこかで命を育んでいることを考えるとサンゴ移植は自然回復の手助けになっているのです。




Q:移植するのにも許可が必要なの?


A:法的に許可を取らないといけない場所があります。

特定記念公園内や港湾区域などがそうです。

また、漁業者の漁を盛んに行う場所などもお仕事の邪魔になるので、その都度漁協に同意を得ています。港湾区域にかかる場合は保安庁に作業許可を申請し、許可を得ています




Q:サンゴを取り扱う特別な許可は誰でも貰えるのですか?


A:沖縄県庁の水産科にその窓口があります。

特別な許可は、採捕許可といって養殖する目的であったり、研究する目的であったり、公共工事で埋め立てられてしまうサンゴを救出する為に利用されます。

まず、目的がしっかりしていていることが大切です。

私達が採捕許可をとる場合の例を紹介すると

まず、養殖したい種類を試験研究という名目で採捕許可を発行してもらいます。

その研究用で採捕した少しのサンゴを6ヶ月間でどの程度の量を増やすことができるかを研究してその内容の報告資料を提出します。

それで、増やすことが確実に出来るという事が出来たら初めて種親用のサンゴを採捕する申請が出来ます。申請するときには、事前調査があり、採捕したい種類がどの地域にどれくらいあるかという事前調査報告を行います。

十分採捕しても悪影響がないと判断が行われて始めて申請が出来ます。

また、採捕する際にも、採捕するサンゴの1/3以内でなければならない事と株分け後のサンゴが十分に再生できるように採捕しなければなりません。その採捕したサンゴをはかりに乗せて経過重量も提出しなければなりません。

このような試験や研究を全てクリアーして、やっと養殖の種親が採捕できます。

これを養殖したい種類全てクリアーしていかなければならないのです。

だからサンゴの養殖は、膨大な費用がかかるのです。




Q:温暖化によってサンゴはどうなるの?


A:サンゴを移植していて、一番不安なことです。

サンゴは、水温30度を超えると多くの種類が白化してしまいます。

移植後に高水温によって死んでしまったこともあります。

このことからもサンゴの移植は、高水温になりやすい礁池内ではなく、リーフの外側の深い水深から冷たい海水の入って気やすい場所を選択して移植しております。

ただ、最近の研究でサンゴの体内に住む褐虫藻は、1種類ではなく高水温にも強い種類のものがいるのではないかと考えられています。

もしかしたら、私たち人間が考えるより、水温に対する適応力は高いかもしれません。

いづれにしても、指をくわえて見ていてはいけない状況なのです。




Q:水中ボンドで移植をやったほうが早くていいのではないですか?


A:サンゴの移植というのは、まだ研究が進んでいないことが多く、せっかく植えたのに後から、悪い結果が出てしまってはいけないという考えから、海の種では自然物質のみで養殖サンゴを移植しています。

水中ボンドでの移植を行っている地域もあるようですが、たしかに作業性もよく、簡易に移植は出来るのですが、自然の石には、いろいろなものが付着していて、水中ボンドでもなかなかきれいに固着することは難しいとの結果も出ています。

沖縄では、台風も多いので、しっかり固定してあげることが大切だと考えています。

インドネシアでは、台風も無く軽く固定してあげるだけでうまくいく地域もあるようです。

サンゴの移植は、その地域や目的によって様々な手法があり、どの方法が正しいというより、取り組む姿勢が一番大事と思っております。



Q:世界中でもサンゴの移植ってあるの?


Aサンゴのある地域は、世界規模で減少傾向にあり、様々な取り組みがあります。

世界規模でもサンゴの移植の研究はまだまだ進んでおりません。

私達の移植方法は、これからも様々な研究結果を考慮し、改善しながら進歩させていかなければいけないと思っています。

もし、よりよい方法が研究者達によって確立されれば私達も方法を取り入れる考えです。

その時々で、最善の方法と思えるサンゴ移植を行っていきます。




Q:養殖サンゴの移植には、どのような費用がかかるの?


A海の種は、環境の再生はボランティアだけという考えではなく、会社の仕事として環境再生を目標としています。

それには、人件費、養殖に掛かるコスト、船代、タンク代、機材代などさまざまな費用が掛かります。

一回の移植で、最低30本以上を移植しないと採算が取れない状況です。




Q移植したサンゴの様子を定期的に写真を撮ってくれませんか?


A現在定期的に写真を撮っているのは、研究用の群体のみになっております。

海中とのこともあって、陸上での撮影のようにはいきません。その都度船代やタンク代なども考えると膨大な費用となってしまいます。現在の移植放流の価格設定には含まれておりません。

もし、定期的な観察まで移植放流費に含めますと、私達の目的である、気軽に誰でも参加できなくなる価格になりますので、申し訳ございませんがご了承ください。

研究などの目的などで、どうしてもという場合はお問い合わせください。




Qいつまでサンゴを移植し続けるの?


Aサンゴ移植は放卵すれば成功という考えを多く耳にしますが、海の種が移植したサンゴ達は、2006年6月から放卵するようになりましたが、まだまだ終わりとは思えません。海の広大さを考えると人の手助けを必要とする場所は、あまりにも多く、移植するだけが環境再生の手助けになるのではなく、私たちが移植し続けることで海の生態系やサンゴ達のことを次の世代へ残していかなければならないということを多くの人が認識し、自分に出来ることを実行する1つのきっかけになってくれることが大事なのです。おそらくサンゴ移植は、昔見た海の光景を取り戻すまで行うとすると一生かかっても終わらないように思えます。